
久しぶりに娘と孫たちに会いたいけどこの連休は帰って来てくれるかな・・・
娘夫婦にも都合があるし、言いにくいなぁ。

旦那さんの実家に行くと手伝いとか親戚づきあいとか色々気を使っちゃう
行きたくない訳ではないんだけど・・・
みんないろんな考え方、都合がありますよね。
多分昔からあったのだと思いますが、今は手軽に連絡が取れるようになっていたり、個々人の価値観を大切にする傾向になっていたりと、変化してきているので、クローズアップされるようになってきたのではないでしょうか?
最近取り上げられている『 帰省ブルー 』について今回は一緒に考えてみたいと思います。
連休中も自分らしく過ごそう!
セパレート帰省は交通費節約になるのか?4人子供を育てる夫婦が検証してみた話
帰省ブルーってなに?
最近ネット上などで耳にするようになってきた言葉ですね。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始など長期休暇の際は子供たちを連れて実家に帰るというのが一般的でした。
地元に帰り家族や親戚と過ごして休暇を楽しむ目的の帰省ですが、いろんな背景からストレスを感じる人も多いのではないでしょうか?
例えば、まだ子供がいない夫婦の場合『まだ子供はできないの?』という質問を受けたりとか。
他にも、奥さんが旦那さんの実家に行った時に、義理のお母さんとのキッチン内での調理器具や皿の使い方や味の違いなど、”姑問題”と言われるようなことに気を使ったり配慮しなければならないといったストレスをあるようですね。
そういうストレスがある中で帰省するのが当たり前という考え方価値観を持った家族だった場合には、『 また帰省しないといけないのか・・・ 』と少し気が重くなってしまいますね。
こうした気持ちのことを帰省ブルーと呼びます
なんで気が重いのか?その理由は?
理由は何でしょう。
- 生活への干渉
- 出産等ライフプランへの口出し
- 仕事観の違い
- 移動が大混雑
- 交通費がかかる
- 義理の両親に気を遣う
- せっかくの休みが自由にできない
といったあたりでしょうか。
個人的には自分の考えに口出しをされるのはちょっと嫌ですね・・・
あと我が家の場合には子供の人数が多いので、大移動するのが本当に大変。。
念入りな段取りで日程調整をして、前日から荷物を送ったり荷物を作ったりして、道中は周囲の冷ややかな視線に耐えつつ謝りつつ時間を過ごし、終日ハイテンションな子供たちのわがままを聞きながら、ついたら気をつかうと・・・
旦那さんが奥さんの実家に帰るときならまだ離れて暮らしていることも多く仕方ないと思いますが、普段仕事しながら家事育児をしていく奥さんの立場に立ったら気持ちは分かります
帰省に絶対の決まりはない!
ストレスをためる傾向がある人(私もこの傾向あり・・・笑)はこうしないといけない!とか、〇〇が言っていたからとかの意思決定が多いように思います。
そりゃ親孝行はできた方がいいですよ。
子供たちはおじいちゃんおばあちゃん家はひたすら楽しくてわがまま聞いてもらえるだけなので、すごく行きたがるし。
でもやっぱり自分の考えが一番大切です。
自分の考えを最優先に、次に親や子供の考えを反映して、全体として良さそうな結論にできるといいと思います。
絶対の決まり、答えはありません!
どどのつまりはあなたの自由に決めていい。
この考えが 『 帰省ブルー回避の最適解 』 ではないでしょうか。
核家族化が進む現代社会における帰省の意味
ひと昔前は良かった・・・
というのはさすがに4人の子供を育てながら夫婦共働きでブログ等色々と個人的にやりたいことが多いとさすがにちょっと大変(自己責任なので仕方はない!)
ひと昔前であれば親世代が大きな一軒家を用意してくれて、同じ家に同居するし、少なくともごはんは用意してくれる。
我が家では子供が一人で留守番をするのを嫌がるという理由だけで数名連れてちょっとスーパー迄行かないといけないという、目も当てられないような状況が割と日常的に発生します。
そんな我が家はもちろん例に漏れず”核家族化世帯”です。
4人の娘たちが独り立ちしたあと、いつでも子供たちを連れて遊びに来てもらいたいと思うし、正月には4人の娘たちがそれぞれの子供を連れて20人くらい家に集まってくる、という将来像を想像するととても楽しみです☆彡
そう考えると、逆の立場からすれば気軽に帰って来てほしいし、年3回でも4回でも帰って来てほしいと思いますよね。そか。
同居のメリットは帰省は奥さん側実家だけというのもありそうですね。
子どもにとって
我が家の場合ですが、子供たちはもちろん楽しみにしています。

大阪にはうまいもんが一杯あるんやで~♪
日常的に大阪に行きたいことをアピールされます。
ちなみに大人の視点も含めて子供にとっての帰省の意義を整理すると
- 両親以外の大人と接することで社会性が向上
- 自宅以外の場所で寝起きすることで行動範囲が広がる
- 日本の地域性を体験できる
- 家族のルーツの理解が深まる
- 旅行になって楽しい(わがまま言い放題)
といったあたりでしょうか。
個人的には自分のアイデンティティを確立するのに貢献できそうなところが良いと思います。
我が家は東京都内なので、できれば帰省の時には自然に触れる時間が多くできると良いと思います。
親にとって
続いて親にとっての帰省の意味合いを整理します。
意外と子供夫婦視点の意見発信が多いのですが、親にも親の都合があるということで。
- 自分が子供にとって必要にされていると実感できる
- カワイイ孫と楽しい時間を過ごせる
- 大丈夫だろうと思っている子供の無事を確認できる
- 日常生活の刺激(目標)になる
年を重ねて、特に仕事を辞めた後だと、退職直後は旅行に行ったり、今までやりたくてもできなかったことがあると思いますが、1、2年もすればやり切ってしまい、日常的な刺激が少なくなっていきます。
もちろん平和に穏やかに過ごすことはできますが、生きている限りは手ごたえを感じるやるべきことがあることで、充実した時間を始めて過ごせるようになるのではないでしょうか。
我が家の場合、母は仕事をすでに辞めていますが、孫の面倒を見ることを目的に週に3回くらい体を動かす習い事に通っているようです。
そうしないと体が痛くなったり、動かなくなったりするそう。
孫が遊びにきたときを楽しみにしながら、こうした日常の動きが変わる、というのも1つの意味合いかも知れませんね。
パートナーにとって
パートナー(配偶者)にとっての意義はどこになるのでしょうか?
- 子どもの面倒を見てくれる大人がたくさんいるので自分のことの時間が使える
- 結婚相手の両親や兄弟と親族としての時間を過ごせる
- 相手の生い立ちや考え方の理解が深まる
- 社会的な責任を果たすことで自信がつく
といったことが挙げられます。
いいことはもちろんあります。
でも無理せずそれぞれの家庭にあったやり方で帰省をする、というのがいいのではないでしょうか。
我が家はセパレート帰省押しですが、子供が大きくなったら夫婦と子供全員で実家へ遊びにいくことを楽しみにしています。(一番下の子が小学生になれば車移動も考えられる)
帰省ブルーの悪影響
帰省がおっくうになる、ストレスになると良いことはありませんよね。
ストレスが合ってもいいのは、自分の理想や目標へ向かう過程ので出来事であれば良いと思いますが、それ以外はストレスはない方がいいに決まっています。
せっかくの連休を楽しく過ごす為にも、帰省ブルーの悪影響な面を確認して理解しておきましょう。
夫婦間の影響
連休の度に夫婦の会話でブルーな雰囲気になる帰省の話しが出る・・・
なんていう状況はイメージしただけでもげんなりしますね!
ストレスも溜まれば口調も悪くなり、言わなくてもいいこと言ってしまう。
場合によっては相手の家族のことを悪く言ってしまうような場面がもしあったら、夫婦の関係にも亀裂が入るリスクも。
ストレスがたまると・・・
- 冷静に話し合うことが難しくなる場合がある
- 感情的な反応が増えてイライラが増す
- 相手の言行に誤解が生じやすくなる
- 感情的な距離が遠くなってしまう場合がある
- 小さい問題でも衝突し易くなってしまう
といった問題が想定されます。
”侮るなかれ帰省ブルー”です
子どもへの影響
続いて子供への影響です。
まぁ、行きたくないといったことを家の中で親が発言している姿を見て、子供がどう思うかですよね・・・
- 言い訳をしても良いと誤解して大きくなってしまう(誤った価値観を植え付けるメッッセージ)
- ブルーな様子を見て、人間関係を重苦しく捉えてしまう可能性
- 夫婦で口論をする等したときにもめ易いパートナーを選ぶ傾向が高まる(子は親の鏡)
- 楽しみにしていた祖父母の家へ遊びに行く機会がなくなる(少なくとも学校では楽しかった♪という友達の話しを聞いて帰ってくる)
メリハリをつけて、夏休みを長期で返し、あとは夫婦の都合を優先して帰省しない、もしくは遊びに来てもらう、といった対応も良いかも知れないですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
親がそう口うるさく元気でいる期間も実は10年くらいしかないはず。
子供がおじいちゃんおばあちゃん家を楽しみにするのも10年くらいしかないはず。
ということは今の帰省に関する悩みも『 10年くらいの賞味期限がある悩み 』ということになりますね!
我が家は断然セパレート帰省派、もしくは帰省スルー派です(笑)
楽だし、家計収支への影響も無視できません!
帰省交通費への影響は以下の関連記事を参照してみてください☆彡
自分らしい楽しい帰省を!
コメント