まずは何にいくら使っているのかを把握しよう!
節約貯金の第一歩は何にいくら使っているのか?を知るところから始まります。
思った以上に使っている金額があったり、逆に思っていたよりも使っていないことに気が付けたり、いろいろと面白い発見をすることが出来ます。
早速始めていきましょう!
家計簿をつける理由
やみくもに節約をしようとしても残念なかなか進めません。
私自身も以前は貯金がなぜ貯まらないのかわからない人でした。
生活していると、時には使わざるを得ないお金もありますし、客観的に見て必要がない支出も自分自身にとっては欠かすことができないものだったりすることもありますよね。
まず何にいくら使ってるのかを見える化(定量化!)して、これは削る/削らないと、一つ一つ判断して行っていきましょう。
流れが出来ていくと、その分貯蓄額が増え、貯金が進むようになります!
次第に楽しくなってくると、不思議とチェックも手間ではなくなります。
まず、その仕組みを作ることをやって行きましょう。
マネーフォワードを使って支出管理!
一ヶ月間毎日の支出を管理する為に全て支払いのレシートをとっておく事はできますか?
月に1回取っておいたレシートを集計して、電卓で計算してノートにまとめ・・・という昔ながらの家計簿のつけかた。
実は私も以前そういうやり方をしていたことがありました。
毎月時間を取って作業するわけですが、一回当たり慣れても2時間から3時間ほど掛ります。
仕事・家事・子育て忙しい中でなかなかそれを実行することは難しいですよね。
そんな時に強い味方になるのが便利なツールになります。
私の場合、マネーフォワードMEを使っています。これはおすすめです!
マネーフォワード ME (moneyforward.com)
できる限り”手間をかけない”が継続の秘密
掛けなくてもてもいい手間は掛けない方がいいと私は思っています。
お金は大切ですが、それ以上に、「お金を何に使うのか」「自分は本当に欲しいものはなにか」いう方が重要だと思うからです!
自分の時間をより有意義にする為にお金がある、とも言えると思います。
仮にその月だけ貯金ができても、継続しなければあまり意味を持たないと思います。
おひとりひとりの身の丈に合った考え方に合ったやり方を模索するということを考えましょう!
ステップ1 マネーフォワードMEの初期設定
スマートフォンからマネーフォワードMEのアプリをダウンロードします。
私の場合、 iphoneでしたのでappleストアからダウンロードしました。
アプリ検索画面で「マネーフォワード」と検索して購入しましょう。
銀行口座を紐づける
最初に銀行口座の紐付けを行ないます!
お給料が振り込まれる口座、貯蓄をする口座、生活資金を管理する口座など、いくつかの口座を使い分けているという場合もあると思います。
夫婦別々に銀行口座を持っている場合には、一つのIDで両方の口座を紐付けることによって、家計全体の管理をすることも可能です。
我が家の場合、最初は旦那ひとりの紐付けで行ってましたが、途中から奥さんの口座の紐付けも行って家族全体の収支管理を行うようになりました。
紐付けを行うと、例えば給料の振込みによる入金や、引き落としによる出金など、すべての事象が日付順に金額と明細が紐づけられるようになります
カード情報を紐づける
次にクレジットカードの情報を紐づけて行きましょう!
銀行口座同様、複数のクレジットカードを使用しているという方も多いと思います。
メインで使用しているイオンのクレジットカードとふるさと納税用に使用している楽天クレジットカードがあります。
クレジットカードを紐づけると何月何日に何をいくら買ったのかという明細をデータ上で管理することができるようになります。
ネット通販の場合、買い物をした内容を時間が経つと忘れてしまいやすい傾向がありますので、後からいつでも振り返れるのはとても便利です。
時には『 クレジットカードの不正利用 』という被害も発生することがあります。
実は私自身、2023年に2回不正利用をされたということがありました!!
この時に気がつたきっかけは、マネーフォワードで明細を見ていた時に明らかに予約していない旅行会社の決済履歴があり、そこで当月中に気がつくことができました。
よく使うサイトを紐づける
よく使うサイトを紐づけて行きましょう。
例えば楽天やamazonなど。
こうしたよく使うサイトを紐づけておくと何月何日に何の買い物をしたのか商品名で確認することができるようになり、便利さがアップします!
後から商品名を見ると、なんでこんな物を買ったのか・・・と自分のことながら反省する経験ありますよね(私だけ!?)
ステップ2 項目の精査
紐付けをして一カ月も経過すると、月間の支出合計が見えるようになります。
基本的に口座を紐づけておくと、項目明細の紐付けは自動で行われます。
ただ、正しい紐づけになっていないということが多々ありますので、一つ一つこれは食費、これは書籍代など紐づけの微調整を行なっていきます。
各明細1回づつこの作業を行えば、翌月以降はほとんど自動振り分けされるようになりますのでご安心を。
一ヶ月の総支出金額が増えた/減ったといった変化や、何にいくら使っているのかといった月間の内訳を知るということが目的になります。
我が家の場合、一番大きい支出は住宅関係で、次に大きいのが食費と日用品、次に医療費保険、車関係、水道光熱費、通信費といった項目になります。改
善の着手項目の検討は後ほど詳しくお伝えしていきます。
支出明細毎の紐付け項目
支出明細ごとに紐づけ項目を設定することができます。
最初から用意されている紐づけ項目でほとんどカバーでいますが、自分自身で紐づけ項目を設定することも可能です。
いろいろ工夫してみて自分なりにわかりやすい明細集計表を作っても面白いかもしれませんね!
一つ一つ正しい紐付け先を指定しておくことで、翌月以降は指定した紐づけ先に自動で振り分けられるようになります。
ここまでくると毎月の集計がとても便利になってきます。
計算対象外項目の精査
クレジットカードで楽天市場で買い物を行った場合など、データ上2回支出が発生したと記録されているしまう場合があります!
この場合には、どちらかの片側の明細に計算対象外の操作をすることで、合計金額から外すという処理を行ないます。
これは都度の処理が必要になりますがそこまで件数自体は発生しませんので、振り返りのタイミングでまとめてやっても大きな手間にならないかと思います。
資産の推移と支出のタイミング
こうした家計簿便利アプリを使うと資産(預貯金や金融資産等の合計)の推移、毎月の支出や収入を定量的に管理することができます!
ただ、資産と収支は計上のタイミングにズレが発生する形となる点に注意が必要です。
例えばアマゾンでカード決済で買い物をした時にはその出費は今月の支出として計算されますが、実際に口座から金額が引き落とされるのは来月以降になりますよね。
このことを踏まえ、単月で見た時の支出がどういう状況になっていて、収入とのバランスが取れているのか、貯蓄がいくらできているのかといった単月の動きを見るということが1つ目のポイントとなります。
併せて、今いくら持っているのか資産の推移を確認するというのが2つ目のポイントとなります。
現金での支払いだけであればこの問題は起きませんが、ポイ活を充実させると、どうしてもタイミングの差が発生することとなります。
ステップ3 支出管理対象項目を決める
無理なく楽しめる範囲で項目別の1日当たりの予算金額を決めていきましょう!
おすすめは1度に多くの項目に着手しないことです。
前月までの結果を見て、多いなぁと感じた項目1つか2つに着手すれば充分だと思います!
各項目の見直しは半年から一年あれば充分一巡することができます。
焦らず、無理せず、楽しみながら考えてみましょう。
固定費の見直し
最初に着手をお勧めしたいのは固定費の部分です!
理由は、固定費が下がっても生活への直接的な影響は変動費ほどではないからです。
固定費の特徴としては、一度契約したら毎月その金額が発生するといった費用だという点です。具体的には保険料、携帯代、通信料、サブスク契約等が該当します。
固定費は一度見直しをすると、翌月以降の支出が固定的に下がる効果がありますので、早めに着手しておくとと成果を実感し易くなります!
我が家の場合、まず夫婦の保険を見直しました!
結婚する前から入っていた保険もありますし、子供が生まれてから入った保険もあります。
保証内容を確認しながら過剰になっている部分がないかといったところを確認し、必要に応じて解約手続きを進めていきます。
次に携帯代に着手しました!
大手のキャリアを使うのか、ローコストのキャリアを使うのかによって、金額が変わってきます。私は以前はソフトバンクの携帯を長く使っていましたが、マネーフォワードの運用を始めてからアハモ携帯電話に契約を変更しました。
なんと携帯電話代が約半分に下がり「もっと早くやっておけば・・・」と思った次第です。これにだけで毎月4000円から5000円は改善できたと思います。
サブスクも意外に(?)契約したものの、そのままになっていて使っていない。
忘れてしまったサブスクというのも多くあります。
我が家はアマゾンのumlimitedを使わないと判断をして解約し、primeだけ残しました!
一つの契約は数百円~1000円前後とそう高くないのが一般的だと思いますが、年額では1万円近くになりますし、数えてみると10本~15本といった契約があることも・・・。
一つ一つ丁寧に見直しをして行きましょう!
変動費の見直し
固定し見直しが順繰り完了したら、次は変動費を確認して行きましょう。
変動費を後回しにする理由、それは変動費は日常生活の中での支出が多い為、我慢をしたり行動を変える必要があるからです。
最初からここに着手するとなかなか継続することにハードルが出てきてしまうと思います!
変動費項目としては、外食代、コンビニ代、オンラインの買い物、カード決済などです。
我が家の場合、私が比較的仕事で外出している時間が長いため、ランチ代と仕事が遅くなった時の夕食外食代をよく使う傾向がありました。
また日曜日外出する時に、子供たちとレストランでよく食事をしていましたが、飲食店の価格も次第に上がってきていますので、普通のお出かけはおにぎりを持参するようにしました。
ふるさと納税を活用してアルファー米やカップラーメンなどのランチの主食を入手するしたりもしています!
もちろん外食を禁止しているというわけではなく、基本的にそうしよう~、というくらいの考え方でやっています。
コンビニは、できる限り行かないようにしています。
一度入ってしまうと数百円から 1000円ほどあっという間に蒸発する危険な場所・・・。
自販機で1日数本コーヒー等を購入していましたが、こちらもメルカリで購入した水筒を持参し、コーヒーはふるさと納税でもらいました。
自宅からコーヒーやお茶を持って行き、コンビニに入る頻度をできるだけ少なくしています。
飲み物代の改善について詳しくは以下のページに記載していますので、併せて確認してみてください!
1度にあれこれしようとしない
収支の見直しをするときに一番大切なのは「ストレスが溜まるような我慢は禁物」だと私は思います!
最初にお話した通り、何のためにお金を貯めるの、という理由を考えると、お金よりもその使い方や自分や家族や友人との豊かな時間のほうが大切なものだと思うからです。
先の見えないこんな時代ですから、将来に渡っての安心を得る為の貯金も大事ですね!
無理のない範囲で楽しみながら、一つ一つできる範囲のことを積み重ねていくという考え方を私は大切にしています。
まとめ お金を貯める目的と使う場面を決める
節約の目的をまず明確にしましょう!
例えば子供の教育費として、何歳何年後までにいくら貯めておくか、といった具体的な目標を立てるのも良いと思います。
いつまでにこれをやりたいので、そのためにいくらお金が必要、言ったことを夫婦で決めてもいいかも知れません!
そうしたお金の使い方を長期的なもの、中期的なもの、短期的なものといった具合に、時期に応じたゴールや使っていい予算を決めておくことがお勧めです!
例えば頑張って毎月5万円の支出を改善することができたとしますと、年間で60万円の収支改善になります。
この60万円のうち、仮に1割6万円のお金を自由に使うと決めます。
もし今6万円現金渡されて自由に使って良いと言われたら結構色んな事ができますよね!その喜びを自分自身や家族にプレゼントしてあげてみてください!
人生の充実感アップにつながると思います!
コメント