
ふるさと納税、周りの人も結構やっている人多いみたい!

物価も上がってきているので、活用できる制度は利用したい
ふるさと納税は最近では割と一般的なものになってきましたね!
以前は高所得者向けのお取り寄せギフトのになっている、といった国会答弁もあったようですが、現在ではすっかり物価高に対応する身近な制度になっています☆彡
本記事では、ふるさと納税の仕組を改めて振り返り、食費や日用品費にどのくらい節約効果が出せるのかを紹介していきます。
ふるさと納税はポイ活もセットにすると、むしろ手取りが増えて、なおかつ返礼品ももらえる大変有効な制度です。
ぜひ仕組を理解して、楽しみながら節約を進めていきましょう!
ふるさと納税の基本を知ろう
ふるさと納税は、2008年にスタートした制度で、納税者が自分の応援したい自治体に寄附を行う趣旨で創設されました!
2008年ということは17年くらい続いている(執筆時点2025年)国策ということになります。
税金の面で言えば、自分が住民税などの一部を選んだ地域に「寄附」という形で納めることができますし、これによって地方の税収格差が是正される、という側面があります!
寄附額のうち2,000円を超える部分については、一定の上限まで所得税や住民税から控除されるため、実質的な負担は2,000円だけで済みます☆彡
多くの自治体では、寄附者に対して地元の特産品や返礼品を送ることで感謝の気持ちを表していますが、実は制度開始当初は返礼品はあまりなく、その為注目度が低い制度でした。
返礼品には米、肉、海産物、果物などの食品から、工芸品や旅行券など様々な種類が、これを選ぶのはまた少し大変ながら「楽しい」ものでもあります♪
寄附は複数の自治体に行うことも可能で、控除手続きも確定申告やワンストップ特例制度を利用して簡単に行うことができるようになっています。
ちなみに直近のデータだと、寄付をした人の割合は約44%ということですので、日本全体では約4,350万人が行っているそうです!(多い!)
上限金額はいくら?
日本の30代男性の平均年収は約517万円ですので、この金額を元にシミュレーションしてみたいと思います!
■計算前提条件
- 世帯主の年収:517万円
- 配偶者:共働き(=配偶者控除なし)
- 子ども:4人(全員扶養対象)→7歳・4歳・3歳・1歳 → 全員が16歳未満の扶養親族(住民税非課税の扶養控除対象)
■適用されそうな控除
- 社会保険料控除:ざっくり年収の15%=約78万円
- 基礎控除:48万円
■上限寄附額の目安(自己負担2,000円で済む範囲)
- 給与所得控除(517万円の場合) ≒ 154万円
- 所得金額:517万円 − 154万円 = 363万円
- 課税所得:363万円 − 基礎控除48万円 − 社会保険料控除78万円 = 約237万円
この課税所得237万円の場合、
ふるさと納税の上限額はおよそ 27,000円~30,000円 程度
30,000円のふるさと納税の組み合わせを色々と考えていきましょう☆彡
還元率を知ってお得に寄付するためのコツ
お得な制度を最大限活用するにはどうすればいいか一緒に考えてみましょう♪
ポイントになるのは『還元率』です
還元率の考え方
還元率は総務省(お上)が定める指針にもある考え方で、どの商品が一番お得か!?みたいな紹介情報の根拠としても活用されています!
まずはしっかりと考え方を抑えておきましょう!
還元率の計算式
還元率(%)= ( 寄付金額返礼品の市場価格 / 寄付金額 ) × 100
計算の具体例:
- 寄付金額:10,000円
- 返礼品(例:お米5kg)の市場価格:3,000円
- ( 3,000円 ÷ 10,000円 )× 100 = 30%(還元率)
総務省のルールにより、還元率はおおむね30%以下にすることと定められています。
泉佐野市の一件があって以来、国の方も結構この還元率を気にして指導しているようです!
ちなみに市場価格の方はAmazonや楽天などで同等品を調べて推定するのが一般的です☆彡
還元率以外のチェックポイント
還元率ももちろん高い方がいいですが、実は他にもよくよくチェックをした方がいい項目があるので、解説したいと思います!
結論として『 自分の生活スタイルに合っているものを選ぶ 』ということが大切。
その基準の説明です。
食品の場合の選び方ポイント
- 量より質を重視するか、コスパ重視かを決める
→ 高級和牛 or 大容量のお米、など目的に合った選択を。 - 冷凍 or 常温?保存方法の確認
→ 冷凍庫がパンパンにならないように注意。保存期間の長さも要チェック。 - 配送時期が自由に選べるか
→「発送時期を選べます」と記載があると便利。年末年始など混雑時期は特に重要。 - レビュー・評価を見る
→ 味の感想、量の実感など、生の声が役に立ちます。 - 産地・生産者のこだわり
→ 地元の特色が出ているものは満足感もUP。
私もどの項目も結構見て選んでいます!個人的には『量重視で、冷凍庫に入り切ることを確認して、レビューの☆の数が3.5以上で選ぶ』といったとパターンが多いでしょうか。
日用品の場合の選び方ポイント
- 日常的に使う消耗品は割とねらい目
→ トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤などは使い切れる&無駄がない。 - サイズや量を要確認
→ 収納スペースと相談。1年分が一気に届く商品もあるので注意。 - 定期便があるかどうか
→ 毎月届くタイプだと分散して受け取れて便利。還元率も良い傾向。 - 地域限定・メーカー品もチェック
→ 意外と知られてない、地場の高品質商品も掘り出し物があると嬉しい。
トイレットペーパーとティッシュは鉄板です!
楽天ふるさと納税を活用したときの節約効果
今のところポイントが最も多く獲得できて、商品も豊富で利便性も高いのは”楽天ふるさと納税”です!
買い物に応じたポイント獲得もあるので、その分も考えてどのくらいの節約効果があるか計算してみます!
ちなみに楽天ポイントは1ポイント1円で使用できます!
- 5,000円の寄付申し込み × 6件 = 30,000円(寄付金額)
- 還元率30%として返礼品は約9,000円(メリットその1)
- 楽天ポイント(カード+0と5の日+楽天モバイル契約+マラソン6店舗)14倍 なので
30,000円 × 14%=4,200ポイント(メリットその2) - メリット合計 9,000円 + 4,200円 - 2,000円 = 11,200円
自己負担2千円があるので正味9,200円ですが、それでも結構な節約ができます!
皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね!
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