新総理就任で子育て支援がどう変わるのか?気になる公的支援の話

公的支援

自民党総裁選の話題で持ち切りですね。どなたが新しい総理大臣になるかわかりませんが子育て支援施策についてどういった影響があるかを考えてみました。

総裁選立候補者の顔ぶれ

今日現在(2024年9月12日)で立候補を表明されている方は以下の9名。この時点で20名の推薦人を集めているということですので、すでにすごい方ばかりですね!

  • 上川陽子 外相(71)
  • 加藤勝信 元官房長官(68)
  • 茂木敏充 幹事長(68)
  • 石破茂 元幹事長(67)
  • 林芳正 官房長官(63)
  • 高市早苗 経済安全保障担当相(63)
  • 河野太郎 デジタル相(61)
  • 小林鷹之 前経済安全保障担当相(49)
  • 小泉進次郎 元環境相(43)

年齢順に並べてみました。中央値で林さんの63歳とは、政治の世界は60歳で一人前ということでしょうか?目下子育て真っ最中の小泉さんは43歳と圧倒的に若いですね!

次の総理にふさわしいと思う人は?

各新聞社などの調査で次の総理にふさわしい人はだれか?という調査が今回も実施されています。

いまのところ、1位は石破さん、2位は小泉さん、3位は河野さんという順番のようです。

別の調査では1位は小泉さんという調査もあります!医療、介護、子育て、少子化対策、といったことを重視する層からの支持が多い様子。

わたしも、政策を聞く前の第一印象としては、若くて子育て世代の小泉さんに頑張ってもらいたいとぱっと見では思いますが、政策次第なのかも知れないですね。

「増税メガネ」から「増税王子」へ?

岸田総理は「増税メガネ」と呼ばれています。

物価高の状況の中で社会保険の負担を増やしたことで”サイレント増税”になったことは記憶に新しいですね。ほかにも控除が減ったり、基準が変更されたりと確かに色々とあったように思います。

岸田さんの増税路線は国政選挙で大規模に審判を受けたことがなく、後出しじゃんけん増税になっている点が特に好感が持てないところ・・・

所得税などの税金だけでなく、社会保険料の負担も、実際には税負担という考え方は前提として持つべきだと思います。この点は茂木さんが「税金と社会保険料の両方を課税として捉える」という話をされているようですので、賛同できます。

小泉さんは総理総裁就任後は早々に解散総選挙を行うとされています。お父さんの小泉元首相も「郵政選挙」「自民党をぶっ壊す!」と言って解散総選挙を行い、結果大勝したことがありました。自分の方針に協力しない考え方を「抵抗勢力」と言ったことは、当時まだ選挙権を持っていませんでしたが、強いリーダーシップを持った方だと感じた記憶があります。

仮に小泉さんが解散総選挙を行った場合、岸田政権で決めたことを踏襲するといった趣旨の発言もあり、このあたりが「増税王子」と言われる理由になっているようです。

小泉進次郎氏が提唱する「子ども保険」とは?

小泉さんは少子化を”静かなる有事”と表現しています。

財源は働いている人と企業が現在負担している厚生年金や国民年金の保険料を毎月の給料の0.1%ずつ(国民年金加入者は月160円)、この割合を0.5%まで(国民年金加入者は月830円)引き上げることで確保するとしています。これによって1兆7000億円の財源が確保できます。

児童手当とあわせて、幼児教育と保育を実質無償化する、という内容です。

ちなみに、普通に増税をして子育て支援策を強化する、という内容ですが、名称はあえて「保険」の名称を使っているということ。これは膨大な財源の確保を早急に進めていく為に、議論を波を起こすという考えがあるようです。

こうした話も踏まえると、小泉さんが総理になったら、強いメッセージと出しながら解散総選挙へ、という形になりそうですね。

総裁選もたくさんの論点があると思いますが、ぜひ子育て世代が安心して子育てができる日本にしていただけることを期待しています。

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